『君の名は。』だけじゃない!新海誠監督のおすすめ作品
2016年に公開された映画『君の名は。』
世界での興行収入で日本歴代1位を獲得するなど、社会現象になったこの作品。
新海誠といえばこの作品!と思ってる方、ちょっと待ってください!
新海監督は他にも『秒速5センチメートル』や『星を追うこども』など素晴らしい作品を作られています。
その中でも筆者おすすめなのは…
『雲の向こう、約束の場所』です!!
僕はこの作品にこそ新海監督の良さが全て詰まっていると思っています。
ただ、ジャンルがSFよりなので好き嫌いがわかれるかも…。
あらすじ
1996年、北海道が“蝦夷”と呼ばれ共産国群ユニオンの支配下となった世界。
蝦夷の中央には純白の「塔」がそびえ立つ。
青森県津軽半島に住む中学3年の藤沢浩紀と白川拓也は、米軍の兵器下請け工場でアルバイトをしながら、ある計画を立てていた。
それは自分たちで製作中の飛行機“ヴェラシーラ”を「塔」まで飛ばすことだった。
ある日その計画を知ったクラスメートの沢渡佐由理はヴェラシーラに興味を持つ。
そして3人は、
「ヴェラシーラが完成したら、佐由理を塔まで連れてゆく」
という約束を交わす。
この映画を楽しむコツ
実はこの映画、新海さんの作品のなかでは人気が無いんです(泣)。
というのも先程言った通り、ジャンルがSFであることに加え、鬱々として難しめのストーリーなど、スッキリ楽しめる作品ではないからです。
なのでこの映画を楽しむコツとしましては
普段よりじっくり考えながら作品を観るといった感じ。
現実が思い通りに進まないもどかしさや、自分の力だけではどうすることもできない壁をなんとか乗り越えようとする主人公たちにがっつり感情移入すると、この作品をより楽しめます!
筆者は映画を観るときは登場人物に感情移入しすぎてしまうタイプで、新海作品にみられる鬱エンドというものに弱く、この映画の余韻も半端なかったです(笑)
『ほしのこえ』(新海監督初の劇場アニメーション)に比べると全然マシですが。
さて話を戻して、この映画のポイントはストーリーや映像だけではないんです!
音楽が素晴らしい!!正直僕はこの作品は音楽だけで星5つです^^
音楽を手がけるのは『秒速5センチメートル』も担当した
天門という方です。「泣ける」音楽が特徴的。
佐由理がヴァイオリンを弾くシーンなんか特に泣けます。
この予告編で流れている曲です!
雲のむこう、約束の場所 予告編 (The Place Promised in Our Early Days)
主題歌を歌う川嶋あいさんの声も素敵ですよ。
ということで、新海誠監督作品『雲の向こう、約束の場所』
必見です!!